北アルプス定点観測

ほぼ毎日、安曇野から見える北アルプスの様子など

2022/10/30 日曜日 落葉するドングリの木

北アルプス定点観測日誌

2022年10月30日日曜日

10:23安曇野は晴れ

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北アルプスから層積雲が張り出しています。

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層積雲が千切れて東の空へ流れて行きます。

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空は何度見ても飽きません。

気象庁HPの天気図

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高気圧に覆われています。秋はいよいよ深まっています。森の中も色づいてきれいです。

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四季を感じる場所で暮らすのは幸せです。昨夜Eテレで、秋田の消滅集落で暮らす若者家族を見ました。

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テレビを観て中学生時代のことを思い出しました。

1970年前後のベトナム反戦運動や環境問題などから自然志向の若者たちが山や島へ行ったのを思い出したのです。当時の私は中学生。当時ヒッピーと言われた若者たちの考え方に共感しました。沖縄、インド、瞑想、コミューン、自給自足。なんて素晴らしい言葉なんでしょう。地方で暮らしたいと考えたのはこの頃です。しかし、そうした暮らしが成立するには個人単位ではなく地域の助け合いによって行うことだと気づいた私でした。思想に流されてはいけない。自分を確立しなければ。

やがて、当時、山間地でコミューンを作って自給自足しようという若者たちも、コミューンを解散していきます。思想や志向で集まった集団は離合集散を繰り返します。貨幣経済をどうクリアするかが課題です。教育制度などの社会システムにどう対応するのか?

そこへいくと土着の集落は右から左の思想を全て抱え込んで集落を維持しています。人間の知恵ですね。ただし全体主義みたいになることを避けながらですが。

 

我が家のモミジ系の木も黄色くなってきました。ドングリ系の木の落葉がどんどん進んでいます。

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