北アルプス定点観測日誌
2022年7月23日土曜日7:15安曇野は晴れ
これから飯山市へ出かけます。
今朝は有明山がよく見える。写真は定点観測場所から東へ10mくらいの田んぼ。
9:00 高速に乗って飯山市に到着。今日は自然観察指導員連絡会の千曲川の研修会です。
飯山盆地の北
遠くに見える関田山脈(左手)と
右手の山は野沢温泉村にある毛無山(元火山)方面ですが雲に隠れています。
飯山盆地の南
高社山(元火山)
10:00
常盤大橋近くのチェーン着脱所に集合
10:30
近くの常磐揚水場へ
千曲川の水を水田に利用するためにポンプで汲み上げています。ここから歩いて千曲川堤防へ移動します。途中の畑を見ながら、畑の土が黒いね、という話題が出ました。私は、黒ボク土ですね、と言うと、ここら辺の土は黒いとなりました。黒ボク土は火山灰由来の土です。
11:00
千曲川の堤防で治水の研修会
水害の歴史と治水の話です。
常盤大橋から柏尾橋まで堤防を歩きました。柏尾橋の手前に水害で堤防が壊れた所という柱が建てられています。水害はすごいです。
カワトンボがたくさんいました。
水害で決壊した堤防近くにある内水氾濫時のポンプ場がありました。
12:30
お弁当を食べて堤防を戻ります。
13:30
水害の時の水位の位置が壁に書いてある柳新田公民館へ 水害水位2m
電柱にもある
堤防が決壊した時の水害予想最大水位が4mです。
江戸時代の水害の死者を祀るお地蔵さま
公民館近くの常磐小学校に展示されている江戸時代の水田開発に使われた石の水路 関田山脈の池から引水!すごい!
地形地質の話を依頼され予定していた私が準備したパネル
松本砂防事務所から借りた「信濃川流域の立体地図」一目瞭然で好評でした。
予定していた地質地形の話は時間が無くて10分で話したことは「水は高い所から低い所へ流れる」という当たり前の事で飯山市は長野県で標高が一番低い所なので降った雨は全部飯山に集まるということしか伝えられませんでした。
予定していたもう一枚のダンボールパネルは使用しませんでした。
15:00
飯山城址で反省会 振り返りで、一人一人が感じたことなどを話し合いました。