駅前で月の観察会記録
2025/05/04 日曜日 19:00〜20:00
JR安曇追分駅前 天気 快晴
月齢6.6 半月
月を観て行った人 20人
18:45 駅で天体望遠鏡を組み立て設置。雲も無く、きれいな天文薄明。
19:00 駅のベンチにいた男性に声をかけた。私が望遠鏡を組み立てているので何をやっているのかと見ていたそうです。この方、穂高に別荘があって連休に来ているとのこと。月を視野に導入して月を観ていただきました。それからいろいろ世間話をしました。今度の日本の民間会社の月着陸は6月6日ですね。とか。
今夜のお客さんのメインは駅前の食堂で食事をされている方々です。親子連れやカップルが多く、「初めて望遠鏡でクレーターを観た」と喜んでいました。「今夜は半月だからクレーターがよく見えますよ」と私。ただ純粋に月を眺めてほしいだけ。小学生がずっと望遠鏡で月を見ている。
連休ですね。夕食を食べに家族で来ています。それはそれで外食も連休のイベントですね。
安曇追分駅は大糸線のローカル駅です。駅舎は大正時代に建てられたものです。100年?
日曜日などの休日は、夜ともなるとお客さんがほとんど降りてきません。平日なら通勤通学で大勢の方が下車します。本来の目的は、お疲れの通勤通学者に「月でも眺めてストレス発散を」で始めました。
19:00〜20:00の間に3本の電車が停車します。連休中なので、ほぼ通勤通学者はいません。今夜は望遠鏡を覗いていく人は少ないだろうと予想しましたが、予想に反して多く、びっくりでした。駅前食堂のお客さんです。
19:52に松本から大町へ向かう電車が到着。5人が下車しましたが、お迎えの車にそそくさと乗って行ってしまいました。その内の1人。自転車の男性が、今夜最後の観察者でした。「昨夜も見せてもらいました。今夜は特にきれいですね。」
20:00望遠鏡を撤収しました。
今夜は駅前食堂「八千代」さんのお客さんがメインの観察者でした。
私の好きなクレーターは「テオフィルス」直径100km、クレーターの深さは4400m、クレーター中央の山は高さ1400mです。