北アルプス定点観測日誌
2023年6月7日水曜日
9:55 安曇野は晴れ 雲量3 北アに積雲
現在気温18℃ですが、気温はぐんぐん上がりそうです。
気象庁ホームページ3時の天気図
梅雨前線が日本南岸に伸びています。
地球観測アプリで風を見ると
低気圧に向かって南の温かい湿った空気が流れ込んでいます。フィリピン東に台風3号が発生していますね。
定点観測場所の水田に大型の鳥がいました。飛び上がって行ってしまいました。
ぱっと見、アオサギ?と思いましたが、黒い羽根が見えたのでアオサギ?コウノトリ?まさかコウノトリはないよなあ?
4羽が北の方へ飛んで行ってしまいました。家に帰って図鑑で確認。やっぱりアオサギでした。昨年野鳥観察の方が安曇野で単独のコウノトリを確認された新聞記事があったので、まさか?今年も?と思ってしまいました。
写真を撮れなかったので?著作権フリーの画像を使用させていただきます。ありがとうございます。
コウノトリはクチバシが黒いんですね。
午後、一人でDVD映画を観ました。
「墨攻(ぼっこう)」という映画です。原作は日本の酒見賢一さんの小説で、森秀樹さんがマンガ化してコミックになりました。中国、韓国、日本の合同制作で、2007年に公開されました。私は映画館で観ました。もう一度観たくてAmazonで中古のDVDを購入。
舞台は、紀元前200年の中国です。三国志の前の時代で春秋戦国時代です。孔子や老子などの思想家が出る時代です。
墨子という思想家が出ました。彼は孔子と反対の考え方で、特に有名なのは「兼愛(けんあい)」差別なく誰でも尊ぶことと「非攻(ひこう)」先制攻撃をしないことです。当時の中国は小国同士の戦いが日常で、国をどう守るか。人間としてどう生きるか。諸国で、指南役に思想家を雇用しました。墨子たちは「争わずに隣国同士仲良くする方法を説いていました。しかし、もし攻められたら防衛する戦術も指南していた。」(墨家 ぼっけ という集団)
映画は、ある小国が大国に攻められるため、墨家の一人に防衛する方法を説いてもらうことから始まります。
現在、ヨーロッパの東で、戦争が起きています。墨子がいたら、どのような指南をするのでしょうか。